2013年4月8日月曜日

誘いの奥の手



どうしても相手をデートや接待に誘いたい、セールスや勧誘をしたいのだが、いい方法が見つからないときの奥の手をご紹介します。

 有能なエステ・セールスのプロは、「エステしませんか?」などという野暮な勧誘の仕方はしません。
 「あなたは脚とウェスト、どちらの脂肪が気になりますか?」と、最初から二者択一で切り出します。すると、ほとんどの人がどちらかだと答えます。
そこで、プロはすかさずたたみかけます。ウェストが気になるという客には、「やっぱりね。水着になった時にも目立つし、ウェスト特別コースはどうでしょう」。
 こう誘えば、相手は断りにくくなってしまいます。
 エステもデートの誘いも、相手の答えに「だと思った!」「私も同じだ!」と同意を返すことが重要。人は自分と同じタイプの相手に好意を抱くものです。

まとめると、
誰かをデートに誘いたいとき、「今度の休日、デートしない?」というあいまいな誘い方では、成功の確率はほぼ半々。「休日は飲んで過ごすほう? カラオケで発散するほう?」と、まず二者択一を示す。相手はどちらかと答えざるを得ません。
 カラオケという答えが返ってきたら、「だと思った!」と同意し、「じゃあ、今度カラオケに行こう」と誘えば、次の展開はうまくいく! 

これこそが、スーパーメソッド「2枚のジョーカー」!
 2枚のトランプから選ばせることで、相手は自由があるように感じます。でも、それはどちらでも選んだが最後、あなたの望む結果になるのです。


 ビジネス場面で、相手を接待したいときにも使えます。
 あなた「突然ですが、部長は今週と来週では、どちらの方が時間が空いておりますでしょうか?」
 部長「いや、どっちかと言えば来週だが…」
 あなた「ですよね。それでは来週に一席もうけたいと思うのですが、よろしいでしょうか?」
 部長「あ、あぁ…」
 もちろん、いつでもこのようにトントン拍子話が進むとは限りませんが、ただ単に、「一席もうけたいのですが、いかがでしょうか?」と言うよりも、確実に成功率は高まるはずですよ。

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