2013年3月19日火曜日

無意識の腹話術!?


こんばんは、ゆうです。

 最近いっこく堂さんをテレビで見かけなくなったけど、どうしていらっしゃるのでしょうか。自分には関係ないよ、と思われた方、実は私たちも普段無意識に腹話術をしているのです。

 たとえば、ダイエット中の女性。彼女の前に、おいしそうなケーキが目に入った。そして、つい誘惑にかられてそれを食べてしまった。彼女は、食べた後にこう思うだろう。
「だって、ケーキが食べてって言ってたんだもん」

このように自分の気持ちが、他から発されてるように思うことを、心理学用語で「投影」といいます。

 でも、実際にケーキがそんな言葉や気持ちを持つはずはありません。心の中の仕組みはこういうことです。
 ケーキを見て、「食べたい!食べたい!食べた~い!!」という強い気持ちが働いた。でも、その通りに食べたら、ダイエットしたいという決意に負けたことになる。そのため せめてもの救いとして「ケーキが語っている」かのようにイメージしてしまったのです。「自分のせいじゃない」と無意識の内に思ってしまうのですね。つまり、「逃げの気持ちの正当化」なのです。

もちろん、それがダメだとは言いいません。でも、毎回毎回そういう気持ちではチャンスがどんどん逃げていってしまいます。

このケーキの話は非常に典型的な例です。でも、あなたにもあるのではないでしょうか?

たとえば、憧れの人がいるとします。でもその人には、実は恋人がいた。そのときにあなたはこう思う。「恋人がいるのか…、じゃあ無理だな」。そう、あたかも「恋人がいる」という事実が「無理だよ~」と自分に語りかけているように感じてしまうのではないでしょうか。

 当然ですが、物や事実は何も語っていません。語りかけてくるように感じるのは、ただの幻影です。あなたの「あきらめちゃったら楽だなぁ…」という弱い心が投影されてるだけなのです。それこそが、「無意識の腹話術」です。

 誰でも 本当は 憧れの人と付き合いたいなどの気持ちがあります。それを無意識の腹話術に騙されてばかりでは、○○したいという気持ちは達成できません。無意識の腹話術をうまくかわして、本当の自分の気持ちを大切にしてくださいね。

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